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建通新聞社四国
2014/09/26

【徳島】水産研究課美波庁舎を機能強化

 徳島県農林水産部は、「水産研究課美波庁舎」の機能強化事業に着手する。調査、設計を行うため、9月補正予算案に事業費2950万円を盛り込んだ。予算成立後、早い時期に業務を委託、15年度から工事着手する計画だ。事業課は農林水産総合技術支援センター経営推進課、業務発注の担当課は県土整備部営繕課。
 1971年度に建築され経年劣化し、耐震性能も満たさない本館棟を耐震改修し、合わせて設備機器類の上階移設など津波対策も施すほか、敷地内に点在する作業棟といわれる研究施設も設備が老朽化するなど研究活動の継続が困難になっていることから、これを集約化し改築することにした。同施設には県の施策「もうかる水産業」の実現に向け、新たな藻場造成技術やヒジキの養殖技術などの研究開発が求められており、事業を通じて県南地域の基幹産業である水産業振興とその拠点となる施設両方の機能強化を図る。
 耐震改修対象の本館棟の既設規模は鉄筋コンクリート造3階建て(一部4階建て)延べ1671平方b。また、改築する作業棟(研究施設)は、1階部を津波で流されてもいいようなピロティ仕様にした4階建ての建物を見込み、規模などの詳細を詰めている。新作業棟は、既設作業棟のほか、生理生態実験棟、生物実験棟、生物測定標本室などの建物群(全て平屋建て、総延べ約630平方b)と、周辺にある車庫や倉庫棟などの古い建物も全て壊して整備する。
 業務は設計と地質調査、敷地に隣接する土地の家屋事前調査。順調なら15年度に工事を発注し、16年度中に完了させる予定。
 所在地は美波町日和佐浦1ノ3。