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建通新聞社
2014/10/03

【大阪】浄水場耐震化着々 15年度に豊野着工

大阪市水道局は、庭窪、豊野、柴島の3浄水場の耐震化計画で、2015年度中に庭窪を完了し、引き続き豊野を着工する。柴島については上系5・6号配水池の詳細設計を委託する予定だ。また、豊野系区域にある樟葉取水場では、豊野の耐震化に備え、耐震診断と基本検討を一括委託して14年度末までに完了させる。担当者は「あくまでも民営化が前提のスケジュール」としているが、すでに樟葉の基本検討業務の委託候補者が決まるなど着々と準備が進む。
 先行する庭窪では約60億円を投入。13年末までに配水池など主要構造物の耐震化を完了済み。現在、管路などの補強工事を15年度中の工期で施工中。このほか構内施設の天井改修などの工事が残されるが、管路の補強工事から切り離し15年度中に別途発注する。場所は守口市淀江町11ノ31。
 豊野では本年度に詳細設計、15年度に工事を発注する予定。21年度までの完成を目指す。耐震化の範囲は構内施設全般。主な対象施設は、着水井(鉄筋コンクリート造、幅13・5b×長さ15b×深さ9・1b)2池、急速ろ過池(池面積126平方b)28池、洗浄排水溜(幅37・5b×長さ37・5b×深さ5b)1池など。全体の処理能力は1日当たり45万立方b。浄水処理法は凝集沈殿、急速ろ過を採用している。工事工程は今後委託する詳細設計で固める。詳細設計は9月24日に開札を終えたものの不調となったため、対応を検討中。場所は寝屋川市太秦高塚町1ノ1。
 柴島は、上系5・6号配水池と下系3系浄水施設の耐震化を予定。うち5・6号配水池の詳細設計を15年度に委託するほか、準備工に着手。16〜20年度に本体工を行う。下系3系浄水施設の耐震化は、豊野の完了後に本体工を発注し、25年度末までの完成を目指す。場所は大阪市東淀川区柴島1ノ3ノ14。
 樟葉については、基本検討業務の委託候補者をニュージェック(大阪市北区)に選定済み。耐震性能評価を行った上で、耐震補強の必要の可否と概略の補強方法を検討する。対象施設は、制水扉室(鉄筋コンクリート造、幅4b×長さ11b×深さ17b)1室、沈砂池(同造、幅10b×長さ35・7b×深さ6・8b)4池、取水ポンプ吸水井(同造、幅5b×46・1b×深さ5b)1池、取水管(口径2300_、延長118b)。場所は枚方市樟葉中之芝1ノ2ノ1。