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建通新聞社四国
2014/10/07

【愛媛】四国中央市民ホールの設計やり直し

 四国中央市は、これまで3度の入札不調となっていた「市民文化ホール」整備に関して、現在の日建設計(大阪市)による設計を白紙にし、新たに設計を策定する方針を決定した。
 現在、12月議会での設計関連費の提案に向け、規模や事業費などの基本計画を市民文化ホール等整備課が中心となり庁内でとりまとめを進めている。
 現段階では、2015年1月から設計者の選定に取り掛かり、15年3月までに設計者を選定。15年度から設計に着手する方針で、工事は早くても16年度からとなる。完成時期は合併特例債の期限となる19年度内までの完成を目指す。設計者の選定方法はプロポーザル方式なども含めて検討する。
 また、規模は現設計での延べ床面積やホールの席数などを全て白紙にして基本計画をまとめるほか、事業費は当初計画時に設定していた約55億円を基本にする。
 当初の計画規模は、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造地下1階地上4階塔屋2階建て延べ1万1288平方b、1200席の大ホール、300席の小ホールを備えるものだった。建設地は妻鳥町。