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建通新聞社
2014/10/08

【大阪】千里桃山台住宅再整備へ活用用地条件整理

大阪府住宅まちづくり部は、吹田市にある府営千里桃山台住宅の再整備に向け、活用用地(建て替え余剰地)の条件整理を急いでいる。条件整理に当たっては、活用地創出の実現性の検討調査業務を地域経済研究所(大阪市中央区)に委託。2015年3月20日の納期で調査を実施し、市との調整がつき次第、15年度にも住宅再整備の基本・実施設計を委託する。
 同住宅は、北大阪急行桃山台駅と阪急南千里駅に挟まれた敷地6・8fにある全31棟1040戸からなる中層住宅。うち東側の20棟の再整備を先行する計画で、13年度に基本計画を策定した。
 一方、吹田市は地元住民らと建て替えを機に住宅周辺の活性化策(まちづくり構想)を別途策定。通常、敷地内に確保する府営住宅の建て替え余剰地を、両駅に至る沿道に確保し、店舗などの誘致を目指す余剰地の活用案を盛り込んだため、住宅の再整備に先立ち、府で可能性を探ることになった。沿道は現在、大半が府営住宅の駐車場として利用されている。
 府の担当者は「余剰地を沿道に配置した場合、形状が細長くなってしまう。民間事業者が興味を示してくれるのか」と心配する。また、同沿道の開発には大規模な法面処理が必要になることも分かっており、採算面でも不安が出てくるとした。
 条件整理では、まちづくり構想を基に府営住宅の建設区域と活用用地を含めた区域全体の土地利用計画案を作成。併せて、地盤面の設定など技術的な課題を整理した上で、沿道活用用地の誘致施設について民間事業者の参加意向を調査し、事業化の可能性を検討する。
 再整備の対象住棟は、いずれも鉄筋コンクリート造4〜5階建てで、建て替えと一部補強により耐震化する計画となっている。場所は吹田市桃山台1丁目。