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日本工業経済新聞社(群馬)
2014/10/09

【群馬】吾妻地区産業安全を開催

厚生労働省中之条労働基準監督署、吾妻労働基準協会、建設業労働災害防止協会群馬県支部吾妻分会、陸上貨物運送事業労働災害防止協会吾妻分会、林業・木材製品製造業労働災害防止協会吾妻分会の共催で7日『吾妻地区産業安全衛生大会』が中之条町のツインプラザで開催された。当日は、厚生労働省群馬労働局の寺村裕司健康安全課長や群馬労働基準協会連合会の三輪高司専務理事らが来賓で駆けつけたほか、協会員約100人参加し、下期の労働災害防止に向けて団結した。
大会では、吾妻労働基準協会の池原純会長が「メンタルヘルスと事故防止をソフトとハードの両面で確保しなければならない。きょうの大会を契機に、より一層事故の防止に努めてほしい」とあいさつ。続く、中之条労働基準監督署の城詰美智晴署長は「人手不足などもあって、本年度の事故は増加しており、地道な労働災害防止活動が重要。状況は変化するが、安全衛生の確保は基本であり、これからも対策を続けてほしい」と要望した。
その後、群馬労働局長表彰と群馬労働基準協会連合会長表彰がそれぞれ執り行われた。
来賓からは、寺村課長が「労働災害に対する緊張感が希薄している傾向がないかもう一度確認し、安全対策を見直してほしい」と呼びかけ、三輪専務理事は「労働災害は天災と違い、防げる事故がほとんど。防ぐ方法は、普段から問題意識を持って安全活動を行うこと」と強調した。
最後に、建設業労働災害防止協会群馬県支部吾妻分会の武藤義徳分会長が大会宣言を読み上げ、災害ゼロと快適な職場環境の形成を誓った。
休憩を挟み、群馬産業保健総合支援センターメンタルヘルス対策促進員の大小原利信氏が『心をしなやかに』をテーマに記念講演を行った。