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日本工業経済新聞社(群馬)
2014/10/14

【群馬】県介護高齢課が「小野子ヒルズ」に補助内示


社会福祉法人パースの森が整備する「小野子ヒルズ」に対して、県介護高齢課が第5期高齢者保健福祉計画に基づく本年度の特別養護老人ホーム創設・増床整備の補助を新たに内示したことが分かった。渋川市小野子に40床を新設するもので、これにより本年度分の整備予定340床のうち、270床が内示を受けたことになる。残る伊勢崎市と邑楽町が計画する70床についても順次補助が内示されていく。
パースの森が整備する「小野子ヒルズ」は、S造3階建て、延べ床面積は3115・53u規模を想定している。40床の特別養護老人ホームとなる。本年度はさらに、伊勢崎市内で20床の増床、邑楽町内で50床の新設計画がある。こちらは順次補助が内示されていくもようだ。
県介護高齢課では本年度◇あんなか福祉会の「明嶺荘」(安中市嶺、10床増床)◇碓氷福祉会の「うすいの里」(安中市松井田町高梨子、10床増床)◇橘風会の「ねむの丘」(渋川市北橘町八崎、10床増床)◇恵の園の「カナン」(渋川市渋川、40床新設)◇幹の会の「ライフゆうかり」(藤岡市小林、70床新設)◇緑成会の「山王」(下仁田町馬山、30床新設)◇絹の会の「シルクの里」(桐生市宮本町、60床新設)−の7事業者・計230床に対して整備補助を内示していた。今回の「小野子ヒルズ」を加えると8事業者・計270床が内示されたことになる。
特別養護老人ホーム整備は、第5期高齢者保健福祉計画(2012〜14)に基づき、特養入所待機者対策として、社会福祉法人が実施する特養の施設整備に対して補助を行うもの。本年度予算で広域型特養整備補助金11億5416万円を計上している。広域型特養整備については本年度、計340床に対して補助を行っていく計画。