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北海道建設新聞社
2014/10/23

【北海道】外食大手のゼンショーが道内で介護事業展開へ−札幌に高齢者住宅 

 外食産業大手のゼンショーホールディングス(東京都港区港南2丁目18の1、小川賢太郎社長)は、札幌市西区に仮称・八軒高齢者住宅を新築する。まずは道内で介護事業を展開。「将来的に事業エリアを広げる考えはある」(同社広報室)としている。
 同社はことし1月、札幌市やその周辺都市で、高齢者向け賃貸住宅などを運営する介護サービス輝(現社名・輝)の全株式を取得し、子会社化した。
 八軒高齢者住宅はRC造、3階、延べ約1600m²の規模で計画し、新琴似通沿いの札幌市西区八軒6条西9丁目に建てる。設計はバウフィス、施工は藤井工務店が担当。運営は輝が手掛ける。工期は2015年4月上旬までを予定している。
 ゼンショーホールディングスは、ことし4月からを「成長の第4ステージ」と位置付け、これまでの外食、小売に加え、新たに介護分野を事業の柱とする方針を掲げている。
 同社では、自社出店で蓄積した店舗立地開発の調査力、店舗建設の技術、輝が持つノウハウなどを生かし、高齢者に安全な食と快適な住環境を提供していく。