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建通新聞社
2014/11/04

【大阪】石垣公開施設整備に10億 大阪市

大阪市経済戦略局は、豊臣石垣公開施設の整備費として約10億円を概算していることが分かった。このうち5億円を豊臣石垣公開プロジェクト「太閤なにわの夢募金」で集め、残りを国の補助金で賄う計画。施設規模には地下1階地上1階建て延べ600〜650平方bを見込む。
 同施設は、大阪城本丸地下に眠る豊臣期の石垣を展示・公開するもので、地下階に石垣展示ホール、地上階にガイダンスルームを設置する。現在、安井建築設計事務所(大阪市中央区)で実施設計を作成中。
 2015年度の工事発注、16年度の完成を目指しており、今後、埋蔵文化財調査の結果を踏まえ、詳細な工事スケジュールを固める。
 建設予定地は大阪城天守閣の南東側で、重要文化財の金蔵と旧帝国陸軍第四師団司令部庁舎に隣接した敷地。
 豊臣期の石垣は1959年の学術調査で本丸の地下7・5bの位置に発見。野面積みの石垣が良好な状態だったため、大坂夏の陣から400年の節目を記念し公開施設を整備することになった。
 建設工事費は、市民や企業からの募金で賄うこととし、2015年3月末までの期限で、国内外の個人、法人、団体から寄付を募っている。募金額は10月末時点で1億1000万円に達しているが、目標に届かなかった場合の対応策も今後検討するという。
 担当者は「ふるさと寄付金制度の適用を受けているので、税制上の優遇もあり、寄付額に応じて所得税や住民税から一定額が控除される」とし、目標達成に向けさらなる寄付を呼び掛ける。