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建通新聞社四国
2014/11/11

【愛媛】四国中央新庁舎、エイトで基本計画

 四国中央市は、新庁舎建設基本計画策定支援業務をエイト日本技術開発四国支社(松山市)に委託した。期間は2015年5月20日まで。
 今回の業務では新庁舎の建設位置や規模、建設計画に関する考え方などについて市民の意見を聞きながら調査、検討し、「四国中央市新庁舎建設基本構想」で示した基本理念を基に基本計画の策定を支援するもの。
 主な業務としては@現庁舎の現状と課題(老朽化問題、狭隘(きょうあい)化問題など)A新庁舎の基本理念B新庁舎の基本的機能C新庁舎建設計画の検討(建設位置の検討、敷地利用計画など)D事業計画(事業方式の検討・提案、事業スケジュール、ライフサイクルコストの検討、運用管理計画など)E比較検討(建設位置、周辺環境への影響、施設構成および配置計画、新庁舎の規模、事業スケジュール、ライフサイクルコストなど)−。
 基本構想による事業スケジュールは、14年度から基本計画策定に取り掛かり、15年度から基本・実施設計に着手、16年度から18年度にかけて新庁舎を建設、完成後の18年度に旧本庁舎解体、19年度に駐車場などの整備を行う。
 新庁舎の規模は、職員数などを考慮し、延べ床面積約1万3000平方bを想定。建設地は、将来の財政負担や事業の実効性、容易性などを踏まえ、周辺環境が整備されている現本庁舎敷地としている。
 概算事業費は、本庁舎周辺の駐車場に整備する場合は56億7000万円、本庁舎解体後の跡地に整備する場合は63億4000万円と算出している。
 現庁舎は築41年が経過し、躯体や施設設備が老朽化しており、耐震診断によって耐震性能不足が判明していることなどから新庁舎を整備することとなった。