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建通新聞社四国
2014/11/14

【愛媛】国体プールの基本計画は大建設計

 愛媛県は、2017年開催のえひめ国体で水泳競技の会場となる特設プールの整備基本計画作成を大建設計大阪事務所(大阪市西区)に委託した。期間は15年3月20日まで。
 特設プールは、松山中央公園アクアパレットまつやま北側の駐車場約6000平方b(松山市有地)に整備。基本計画ではプール槽、観客席などの仮設計画、概算事業費や会場整備の基本的な考え方をまとめる。
 規模は50b×10コース(25b)、水深は2bで付属施設としてプールサイド、仮設観客席2000席程度、仮設トイレ、仮設スロープ、大型映像装置などが整備される。
 プール槽は、日本水泳連盟が推薦するステンレスプールとなり、国体終了後は内子町の内子運動公園水泳プールに移設・活用される。ろ過装置は特設プールに3基設置され、国体終了後は2基を内子運動公園水泳プール、1基を内子町営五十崎プールに移設する。
 特設プールの建設時期は、水泳などの競技が17年9月10〜17日に、他の競技より先行して開催されるが、5月初旬からのリハーサル大会での使用が計画されており、建設時期もそれに合わせて検討される。
 また使用後の撤去については、建設地となる駐車場は通常、既存プールや愛媛県武道館の利用者用駐車場として活用されているため、水泳競技終了後、速やかに着手し9月30日の国体総合開会式以降に駐車場として利用できるようにする方針。
 県内では国体水泳競技種目として競泳、水球、シンクロナイズドスイミングが実施されるが、水球やシンクロナイズドスイミングの競技に対して、県内の既存プールでは水深が確保されていないため、仮設プールを設置することとなった。