トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(神奈川)
2014/11/14

【神奈川】東京商工リサーチ横浜支店調べ 神奈川県内企業の社長年齢 建設業は59・30歳

 神奈川県内企業の社長の平均年齢は60・8歳。建設業は59・30歳で若干若く、不動産業は63・58歳で全産業で最高。東京商工リサーチが横浜支店「2014年神奈川県社長の年齢調査」を行い、分かった。
 神奈川県社長の平均年齢60・8歳は、全国平均の60・6歳を若干上回る。全都道府県中で24番目の高さ。10年から平均年齢が60歳台に乗っており、徐々に高齢化している。
 年齢分布では70代以上の社長の構成比が上昇する一方で、30代以下は低下し社長の高齢化が加速している。社長が高齢になるほど「減収」企業の比率が高くなる傾向がみられ、安定した業績を維持するビジネスモデルの構築は難しくなっている。
 産業別(10業種)で建設業の59・30歳は、情報通信業(56・99歳)に次いで若い。不動産業の63・58歳に次いで高齢化しているのは製造業の62・57歳。
 建設業の社長の年齢分布を見ると、▽30代−4・17%▽40代−20・85%▽50代−21・64%▽60代−32・10%▽70代以上−21・24%で、40代が最多。70代以上は情報通信業(10・87%)に次いで少なく、他産業に比べると若手経営者が多い。不動産業は70代以上が33・65%を占め、全産業中で最も高い比率となっている。