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建通新聞社四国
2014/11/21

【愛媛】15年度に本浦漁港の一部埋立着手

 愛媛県は、2015年度から本浦漁港(宇和島市)の一部を埋め立てて漁船用岩壁と野積場敷を整備する。埋め立て面積は約1600平方b。工期は2カ年。
 埋め立て地は宇和島市戸島1884から1888までの地先。延長106b幅を沖合に12b程度せり出し、マイナス3・5b岸壁を整備し、17隻(10〜20d)の係留施設を新設するとともに、背後地はてんぐさの天日干しを行う野積場として整備する。
 埋め立て地約1600平方bの利用面積はマイナス3・5b岸壁が636平方b、護岸が59平方b、野積場が902平方b。
 施工は汚濁防止膜を展張し、マイナス3・5b岸壁(標準部と取付部)、取付護岸@、取付護岸A、取付護岸B、用地護岸@、および用地護岸Aの順に外周施設の工事に着手し、順次概成させた後、海上から床掘土、陸上から建設残土(山土)を搬入・投入する。
 埋め立て工後にエプロン、水叩き舗装工、排水工および付属工を施工して完成させる。
 構造物の構造は、マイナス3・5b岸壁(標準部)の基礎工は床掘・基礎捨石、本体工はL型ブロック、上部工はコンクリート。3・5b岸壁(取付部)の基礎工は床掘・基礎捨石、本体工は方塊ブロック、上部工はコンクリート。
 取付護岸@の基礎工は床掘・基礎捨石、本体工はL型ブロック、上部工はコンクリート。取付護岸Aの基礎工は床掘・基礎捨石、本体工は方塊ブロック、上部工はコンクリート。取付護岸Bの基礎工は基礎捨石、本体工はコンクリート。
 用地護岸@の基礎工は床掘・基礎捨石、本体工は方塊ブロック、上部工はコンクリート。用地護岸Aの基礎工は床掘・基礎捨石、本体工はコンクリート。
 ほか既存地からの雨水を排水する雨水排水管が口径150_、延長42b。