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建通新聞社四国
2014/11/25

【徳島】台風12、11号復旧に20億円

 徳島県県土整備部は、ことし8月1日〜12日の台風12、11号(一部9月6日豪雨災害を含む)の被災箇所の復旧を図るため10月から11月にかけて実施した、公共土木施設に関する「災害復旧査定」(第2次と第3次)の結果を明らかにした。県工事関係では126カ所、総額約20億0837万円を決定した。早期の復旧を目指し、今後これら復旧箇所の整備に着手していく。
 出先(局)別では、東部県土整備局(徳島庁舎)管内が徳島市一宮町西丁の船戸谷川右岸(河川)など38件(以下決定額4億5768万円)、同(鳴門庁舎)管内が鳴門市大麻町檜の板東谷川右岸(河川)など5件(4105万円)、同(吉野川庁舎)管内が阿波市吉野町西条の蛇池川右岸(河川)など3件(8913万円)、南部総合県民局(阿南庁舎)管内が阿南市椿町盛野の椿川左岸(河川)など15件(1億7079万円)、同(那賀庁舎)管内が那賀町和食郷の阿南鷲敷日和佐線(道路)など6件(1億3766万円)、同(美波庁舎)管内が牟岐町橘の橘川右岸(河川)など36件(7億4063万円)、西部総合県民局(三好庁舎)管内が三好市池田町馬路の馬路川左右岸(河川)など13件(1億3863万円)、同(美馬庁舎)管内が美馬市木屋平の穴吹川右岸(河川)など10件(2億3277万円)となっている。
 公共土木施設災害復旧事業では、工事雑費を決定額から引いた額(国庫負担対象額)の3分の2相当が補助される。これら査定済み箇所は今後、各出先事務所で所定の手続きに従い、順次復旧整備が図られる見通しだ。
 一方、市町村関係でも176カ所(総額約14億9297万円)の公共土木施設災害復旧査定箇所が決定した。内訳は東部県土整備局(徳島庁舎)管内が勝浦町沼江字天川の天川谷川左岸(河川)など65件(3億6279万円)、同(鳴門庁舎)管内が板野町羅漢字山神の泉福寺寺谷川(河川)の1件(471万円)、同(吉野川庁舎)管内が上板町七條字下原の町道338号線(道路)など10件(9981万円)、南部総合県民局(阿南庁舎)管内が阿南市椿町の須屋川左右岸(河川)など18件(2億1056万円)、同(那賀庁舎)管内が那賀町成瀬の内山谷川右岸(河川)など3件(4682万円)、同(美波庁舎)管内が美波町西の地の魚呑川右岸(河川)など20件(2億7480万円)、西部総合県民局(三好庁舎)管内が三好市山城町相川の相川谷川左右岸(河川)など17件(2億4797万円)、同(美馬庁舎)管内が美馬市脇町井口1の市道脇町2号線(道路)など42件(3億0281万円)となっている。これら復旧対策箇所については各市町村で必要な予算を確保した上で復旧対策を講じる計画だ。