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日本工業経済新聞社(山梨)
2014/11/25

【山梨】JR東海リニア説明会(大月市)  固定資産税が市のメリット

 国土交通省から着工認可を受けたリニア中央新幹線についてJR東海は21日、大月市内で事業説明会を開催。山梨県内で行う工事内容や磁界の影響、用地取得及び物件補償などを説明した。当日は近隣住民ら21人が参加。
 大月市内では、すでに山梨リニア実験線(約14q)が通っているため、新規の路線工事がない。
 質疑応答で今後路線工事がない大月市のメリットについて同社は、「近くに神奈川県駅と山梨県駅があるので、開業すれば経済活動に変化が生じ、地域振興に繋がるのでは。営業線になれば、構造物の固定資産税が市の歳入となる」、また「近くの都留市には、県の見学センターがあり、これまでの来場者や現場作業員による経済効果があったのではないか」と答えた。
  同市内の大半がトンネル。都留市境から西北西方向に猿橋町南部をトンネルで通過し、一旦都留市に入る。都留市を経て再び大月市に入り暫くトンネルが続く。途中の初狩町下初狩地区、中初狩地区で宮川および県道712号、市道初沢線を地上で交差する。そして笛吹市境に入る。