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北海道建設新聞社
2014/12/09

【北海道】札幌医療生協が南青洲病院の移転新築を検討−平岡地区へ 

 札幌医療生活協同組合(札幌市清田区里塚1条2丁目20の1、前野宏理事長)は、法人所在地で運営する札幌南青洲病院の移転新築を検討している。老朽化に伴うもので、移転先は同じ清田区の平岡地区を予定する。
 現在の病院は1987年に建設。RC造、4階建てで、建物面積6021m²。内科、消化器内科、呼吸器内科などを診療科目とし、病床数は88床となっている。
 築後27年が経過し、建物や設備の老朽化が進んでいるため、移転新築を検討している。
 移転先は、清田区平岡地区を予定する。1993年に「平岡中央地区住宅地高度利用地区計画」として都市計画決定を受けた後、丸紅(本社・東京)が分譲マンションの開発を順次進めてきたエリア。
 病院を建設するためには土地の利用計画を変更する必要があり、札幌市に対し、丸紅がこのほど計画素案を提出。11月の都市計画審議会で地区計画変更の事前説明が行われた。2015年1月ごろに計画案を公告・縦覧し、同2月の都市計画審議会に諮問する予定となっている。
 新病院の建物規模や開設時期などは、地区計画変更後に検討する。