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日本工業経済新聞社(茨城)
2014/12/13

【茨城】県営繕課 美浦支援校と古河教育校の地質調査進む

 県土木部営繕課は、美浦特別支援学校普通教室棟(美浦村土屋笹山)と古河中等教育学校多目的教室棟(古河市磯部)の増築に向け、地質調査を進めている。前者を渇ェ村地質(石岡市南台)、後者を川崎地質梶i東京都港区)が担当。年内をめどに調査を終える。来年度から着工予定。
 美浦特別支援学校は、敷地3万8492uのうち、体育館とグラウンドに挟まれた高等部棟南側の駐車場に、RC造3階建て延べ1500u程度で建設予定。小中学部が6室、高等部が10室。そのほか小学部教材室、多目的室を置く。概算事業費は4億4000万円。
 一方、古河中等教育学校は、敷地6万5407uのうち、体育館とグラウンドに挟まれた場所に、RC造2階建て延べ1000u程度で建設予定。多目的教室や図書室、少人数教室を配置する。概算事業費は2億8000万円程度。
 両校とも、公募の末、8月に設計者を選定。美浦特別支援学校を須藤隆建築設計事務所とジュン設計のJV、古河中等教育学校をエイプラスデザインと浅野建築設計事務所のJVが求めている。
 両校とも、本年度中に設計をまとめ、来年度からの着工に向けて準備を進めていく。