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建通新聞社
2014/12/15

【大阪】来年度にも設計委託 府初の併設型中高一貫

大阪府教育委員会は、併設型中高一貫校を富田林高校に設置する方針を年内にも固め、2015年度に必要な施設設計に着手する。方針案は12月22日に開催予定の教育委員会議に諮る。併せて来年度当初予算に設計委託費を要望していく。併設型は府初の試みとなる。
 対象となる富田林高校は、5年前の学区再編に伴い他校との競合が激化し、学区の廃止も重なり生徒が流出した。こうした状況を踏まえ、地元やOBが、生徒を呼び戻すための新たな取り組みとして、同校の中高一貫校化を要望してきた。
 教育委員会ではことし7月からプロジェクトチームを立ち上げ、設置形態や設置時期などについての検討を始め、大詰めの段階となっている。
 プロジェクトチームは、府教委の高校再編整備課の職員と富田林高校の教職員で構成。方針案には、中高一貫校の教育方針のほか、設置形態、設置場所、設置時期などを盛り込む。
 府立の中高一貫校は、これまでに能勢と柏原東の2校で連携型を開校しているが、敷地内に新たに中学校を設置する併設型はない。
 富田林高校に導入となった場合、既存校舎を改修、改築して中学校機能を新たに設けることになる。開校の目安は3年後としているが、詳細な時期は方針案で示す。設計委託費は375万1000円を概算。外注時期・方法は今後詰める。
 富田林高校の所在地は富田林市谷川町4ノ30。1901年に府第8中学校として旧南河内郡川西村で開校し、ことしで113年が経過する。現在の校舎は2000年前後に建設された比較的新しいものが大半で、体育館(東館)、西館、南館、北館などがある。
 中高一貫校化に当たっては、学校運営協議会が学校経営に関与するコミュニティースクールの運営形態を想定する。