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建通新聞社(神奈川)
2014/12/22

【神奈川】茅ケ崎市 柳島スポーツ公園整備のPFI 茅ケ崎スマートウエルネスパークと契約

 茅ケ崎市は、市初のPFI事業として実施する(仮称)柳島スポーツ公園整備事業について、18日に「茅ケ崎スマートウエルネスパーク株式会社」と事業契約を締結しした。同社は、PFI入札の落札者「亀井工業ホールディングスグループ」の構成企業が落札後に設立した特別目的会社。今後は、同社が施設の設計、建設及び維持管理・運営を行う。
 茅ケ崎スマートウエルネスパークの所在地は茅ケ崎市南湖1ノ4ノ25。代表取締役は亀井信幸氏。契約金額は74億8758万4416円(税込み)。契約期間は12月18日から2038年3月31日まで。
 今後のスケジュールは、設計・建設期間が18年3月24日まで。同年3月25日に開園(供用開始)する予定だ。
 亀井工業ホールディングスグループは同社の他、パシフィックコンサルタンツ横浜事務所、亀井工業、湘南造園、NPO法人湘南ベルマーレスポーツクラブで構成。協力企業として、茅ケ崎建物管理協同組合、やまなか園建設、NPO法人パームインターナショナル湘南、グローバルキッチンが参加する。
 今回の事業では、新湘南国道の整備や相模川左岸の築堤工事に伴い、既存の相模川河畔スポーツ公園を柳原向河原地区(敷地面積約6・5f)に移転。総合競技場などを整備するとともに、市南西部地域防災拠点を形成する。
 総合競技場は、インフィールドに人工芝を予定。サッカーやラグビーなどの利用についても考慮した規模(105b以上×68b以上)。直走路は80bを2本。トラックは全天候型。メーンスタンド(1200席以上)は、最前列を総合競技場のグラウンド高さと同程度としたフラット型を基本とする。
 事業者が建設した後市に所有権を移転し、事業期間を通じて選定事業者が本施設の維持管理と運営を行うPFIのBTO方式で行う。