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建通新聞社(東京)
2015/01/16

【東京】松田平田に―光明特支改築基本設計

 東京都財務局は「都立光明学園特別支援学校(仮称)(26)改築工事基本設計」を松田平田設計(港区)に委託する。プロポーザル方式で特定した。久留米特別支援学校の機能を移転して再整備するもので、延床面積約1万9000平方b規模の校舎を新築する。16日に随意契約を結んで作業を開始し、2016年度末までに実施設計をまとめる。17年度に1期工事に着手し、5期に分けて23年度末までの7カ年で施工する計画だ。
 光明学園は、肢体不自由教育部門の小・中・高等部で構成する光明特別支援学校(世田谷区松原6ノ38ノ27他)に、病弱教育部門の小・中・高等部で構成する久留米特別支援学校(東久留米市野火止2ノ1ノ11)の教育機能を移して再整備する。
 新たな施設は、既存の光明特別支援学校と、隣接する梅ケ丘病院跡地を加えた約1万8730平方bの敷地に建設する。既存の校舎や体育館、プール棟など延床面積9730平方bの建物を解体し、跡地に体育館やプールなどを含めた延床面積1万9031平方b規模の建物を新築する。寄宿舎(延床面積1884平方b)は改修し、病弱教育に対応するための健康管理室などを設ける。
 今回委託する基本設計の中で、建物の配置や構造、規模などを方向付け、大まかな施工計画を立てる。契約予定額(税抜き)は5900万円。
 工事は5期に分けて段階的に実施する。1期(17〜19年度)で梅ケ丘病院跡地に校舎を新築し、既存校舎の機能を移転。2期(19年度)で既存校舎の一部を解体し、3期(20〜21年度)で既存校舎の解体部分に新たな校舎の一部を施工する。4期(21〜22年度)として残る校舎を解体し、5期(22〜23年度)で校舎の最後の部分を建設する。