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建設新聞社
2015/01/23

【東北・宮城】秋田県大館市が市庁舎改築で基本計画などを公告

【大館市役所】
4階建て延べ7000uを想定、30日まで申込書提出
基本計画などを公告
市庁舎の改築
 秋田県大館市は22日、市庁舎の改築に向け、公募型で「基本計画策定支援業務」を公告した。
 参加資格は、同市に建築関係建設コンサルタント業務で登録され、2004年4月1日以降に延べ床面積5000平方bを超える官公庁の庁舎(総合庁舎で執務室・窓口・首長室などを備えるもの)の新築・改築の基本設計および実施設計の双方の実績を有することなど。実績は履行中のものでも可で、基本設計と実施設計がそれぞれ別の物件でも可。
 申込書は30日までの提出で、2月10日に入札する。
 委託するのは基本計画策定業務一式と、来年度後期に行う予定の設計プロポーザル支援ほかの業務一式。
 履行期限は10月30日まで。15年度後半から設計者の選定作業を進め、16年度から17年度末までに基本・実施設計をまとめ、18年度の着工、20年度の完成を目指す。
 同市の本庁舎は、桂城公園南側の大館市中城地内に建つRC造一部S造3階建て、延べ4658平方bだが、老朽化が著しい。
 新庁舎は、現庁舎近くの市民体育館跡地に設ける。市民体育館のほか、隣接して建つ武道館とプールも解体し、4階建て、延べ7000平方bの施設を建設する。現庁舎は新庁舎整備後に解体し、220台分の駐車場とする。
 昨年6月にまとめた基本構想案では、総事業費は35億3700万円を試算。ほかにプールと武道館を移転新築する必要もあり、これらの事業費は11億1300万円と見込む。