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建通新聞社(神奈川)
2015/02/02

【神奈川】(仮称)羽田連絡道路、オリエンタルコンサルタンツで予備設計

 川崎市は、(仮称)羽田連絡道路の調査・予備設計業務を一般競争入札により、9580万円でオリエンタルコンサルタンツ(横浜市中区)に委託した。履行期限は2017年3月31日。(仮称)羽田連絡道路の整備に向けて、地域や関係機関との合意形成を図るために、測量調査、地質調査、環境調査、道路・橋梁の予備設計などを実施し、関係事業との調整に向けた検討を進める。
 道路予備設計ではまず、(仮称)羽田連絡道路(延長858b、2車線)と市道殿町39号線(延長150b、2車線)を対象とし、平面線形、縦横断線形の比較案を策定し、位置や概略形式、基本寸法を計画し、ルート中心線を決定する。また、(仮称)羽田連絡道路のうち土工区間(延長198b、2車線)、市道殿町39号線(延長150b、2車線)、環状8号線(1150b、6車線)を対象に、図上での用地幅杭位置を決める。
 平面交差点の予備設計は、(仮称)羽田連絡道路と国道409号、市道殿町39号線、環状8号線との各接続部、計3カ所。道路予備設計などで検討された平面図などを使い、交差点形状を決定する。
 環状8号線と空港連絡道路との各接続部は立体交差点とする。ダイヤモンド型インターチェンジ(IC)の基本的な構造を検討し、ランプ平面線形と規模を確定する。
 川崎市側の本線橋取り付け部と、環状8号線取り付け部の2カ所は擁壁・補強土壁工として予備設計を行う。
 本線橋梁の予備設計は延長660b。多摩川渡河部について河川条件、航路条件、航空制限条件、環状8号線の橋梁との接続などを考慮して上部工、下部工、基礎工などについて比較検討し、橋梁形式を決める。環状8号線の橋梁予備設計は、多摩川渡河部に接続する延長300bが対象。平面交差条件、航空制限条件、施工条件などを考慮して比較検討する。