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日本工業経済新聞社(山梨)
2015/02/02

【山梨】大月市 4橋の補修費要望

 大月市建設課は、新年度当初予算に「小姓橋」「田幡橋」「落合橋」「芦沢橋」など4橋の補修工事費の計上を要望する。補修内容は主に落橋防止関係(耐震用)。
 これら4橋は、橋梁長寿命化修繕計画の結果、対策が必要と判断された橋で、予算が確保できれば、6月以降にも指名競争入札で工事を発注していく。
 橋長は、▽小姓橋(小姓六ツ原線、瀬戸宮原1045先)L40m▽田幡橋(幡野線、朝日小沢1645先)L18m▽落合橋(浅川落合線、浅川2005先)17・4m▽芦沢橋(奈良子1号線、七保町奈良子追出)L22m−。
 いずれも橋梁が大きな損傷などにより、通行不可能となった場合、孤立化してしまう集落が多く存在する橋で、ライフラインの確保のため、集落孤立化防止となる橋梁の健全性確保を重点的に行う。
 市は管理をする222カ所の橋梁で点検を実施し、修繕計画を策定した。内訳は、@跨線橋・跨道橋「18橋」A集落孤立化防止橋「26橋」B橋長100m以上「7橋」C橋長15m以上「63橋」D橋長15m未満「108橋」−。 
 市の当初計画では、第3者被害の恐れがある「跨線橋・跨道橋」の対策を最優先に進める考えでいたが、予算確保次第では集落孤立化防止となる橋梁についても、補修工事を実施する。
 4橋の補修詳細設計は、長大(本社・東京都中央区)が担当した。