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建通新聞社(岡山)
2015/02/06

【岡山】岡山県備中県民局 昭和水門改修に15年度から着工

 岡山県備中県民局工務第二課は、老朽化のため昭和水門の改修を計画しており、2015年度当初予算に工事費3億円と16年度から18年度までの債務負担行為限度額5億円を要求している。
 倉敷市玉島阿賀崎の里見川に設置されている同水門は、1975年4月に完成した防潮水門で、門数は2門。左岸側はシェル構造鋼製二段式ローラーゲート、右岸側はシェル構造鋼製単葉式ローラーゲート。扉体幅17・7b(1門分)、扉体高6・35b。
 本体工事のほか、建築設備と付属設備も改修する予定で、建築設備は中央ピア開閉装置室と発電機室を全面更新。付属施設は端部ピアタラップを撤去し、らせん階段2基を新設、中央ピア階段を全面更新、端部ピアの開閉装置を保護するための簡易カバー2基を新設する計画。
 設計はウエスコ(岡山市)が担当。