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日刊建設タイムズ社
2015/02/10

【千葉】随意契約が増加/13年度県契約統計調査結果/契約総数は9964件

県の工事・委託・物品の2013年度契約総数は9964件で、12年度の1万12件と比べ48件減少した。このうち随意契約は1862件で、同1765件と比べ97件増加した。随意契約の契約総数に占める割合は、12年度の17・6%から18・7%と1・1ポイント増加した。県では、台風や降雪などの災害等に対応するための緊急の随意契約が198件と増加したことが主な要因と見ている。
  随意契約のうち、不落随契等を除いた件数は1817件で、12年度に比べ109件増加した。ここから用地取得費を除いたものは1625件で、同143件増加。さらに、災害対応等の緊急の必要により競争入札に付することができないときに見積書を徴収し行う緊急随契を除いた件数は1329件で、同55件の減少。
  随意契約以外の内訳は、一般競争入札が2062件で12年度に比べ110件増加し、指名競争入札は5780件で同164件の減少で、一般競争が件数、割合とも増加した。また、プロポーザルの13年度件数は260件で、同351件に比べ91件減少した。
  一方、契約金額を見ると、13年度の総契約額は2006億7600万円で、12年度に比べ11億9200万円(0・6%)増加した。随意契約は369億6500万円で同11億8000万円(3・1%)の減少。また、一般競争入札は849億8400万円で同68億7600万円(8・8%)増加した半面、指名競争入札は753億8800万円で同25億9900万円(3・3%)減少。プロポーザルは33億3900万円で同19億500万円(36・3%)減少した。
  県は06年度から随意契約の見直し及び入札・契約制度の改善に取り組んでいる。今回は取り組みの一環として13年度分の工事・委託・物品の契約に関する統計調査をとりまとめた。k_times_comをフォローしましょう
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