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日刊建設タイムズ社
2015/02/12

【千葉】新第2庁舎着工へ/継続費55・4億円設定/市民会館建替には総額15億円/市川市予算案

市川市は10日、2015年度当初予算案の概要を明らかにした。一般会計は前年度比2・2%増の1340億円で、過去最高規模。また、特別会計(6会計)は同8・6%増の958億1000万円、公営企業会計は同5・7%減の18億9000万円で、全会計を合わせた予算総額は同4・7%増の2317億円。新第2庁舎整備事業で総額55億4230万円(15〜17年度)、市民会館建替事業で総額15億円(15〜16年度)の継続費を設定。また、次期クリーンセンター基本構想・基本計画委託で限度額1900万円、道路照明LED灯借上料で限度額6億9600万円の債務負担行為を設定する。
  一般会計歳出のうち普通建設事業費は、前年度比53・5%増、額にして38億8000万円余り多い111億3583万3000円。内訳は、単独事業が新庁舎実施設計及び新第2庁舎整備工事など庁舎整備の本格化、市民会館建替工事、都市計画道路築造工事などで同47・8%(22億7591万1000円)増の70億4138万9000円、補助事業が橋梁長寿命化改修工事や学校改修・建替工事等で同64・4%(16億456万2000円)増の40億9444万4000円。
  行徳支所改修事業で総額1億7500万円(15〜16年度)、市民会館建替事業で総額15億円(15〜16年度)、新第2庁舎整備事業で総額55億4230万円(15〜17年度)、曽谷・高塚排水区水路改良事業で総額2億1000万円(15〜16年度)、原木第二排水機場ポンプ増設事業で総額4億1700万円(15〜16年度)の継続費を設定するとともに、次期クリーンセンター基本構想・基本計画委託で限度額1900万円、道路照明LED灯借上で限度額6億9600万円の債務負担行為を設定する。
  庁舎整備事業は、昨年末までに山下設計による基本設計が完了。今後、実施設計を経て、現在の南分庁舎の位置に建設する新第2庁舎は15年度、現在の本庁舎の位置に建設する新第1庁舎は17年度の着工を予定している。
  このうち新第2庁舎は、南分庁舎を取り壊し、15〜17年度で建設を進める。計画規模はS一部RC造(免震)地上5階(塔屋1階)建て、延べ1万1326u。設計・施工分離の従来方式により工事を発注する予定。20150212
  また、市民会館の建て替えについては、昭和設計に設計を委託しており、現在地において10月ごろを予定して着工、16年9月竣工、同11月開館を目指す。計画規模はRC造2階建て、建築面積1550・05u、延べ2459・09uと、既設の市民会館とほぼ同規模だが、塔屋を設けないことで、高さを9・9m(既設15・5m)に抑える。
  次期クリーンセンター施設整備計画に関しては、延命化工事を行い23年度まで操業が可能になったが、建て替えを視野に入れた検討が必要な時期になったとして、15年度で施設整備基本構想と用地測量調査に着手、16年度に基本計画の策定及び土壌調査を行う。
  このほか、新規事業として道路台帳調書再編成事業費2200万円、自転車走行空間ネットワーク整備事業費1300万円、バスロケーションシステム整備事業費796万円、街路樹整備事業費1630万円、少年自然の家営繕事業費4000万円等も計上した。k_times_comをフォローしましょう
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