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福島建設工業新聞社
2015/02/17

【福島】県土木部/優良業務表彰創設へ/品質・技術力向上へ27年度から

 県土木部は、工事関連の優良委託業務に対する表彰制度を創設する。27年度からの実施に向けて検討を進めている。事業の川上部分である調査・設計段階で、良い成果物と、それを生み出すための提案力や創意工夫などの取り組みをきっちりと評価・共有することで、成果品の品質向上と、発注側も含めた技術力、意欲の向上につなげる狙い。表彰は部長名で、業務の施行会社に加え担当技術者も対象とする方向だ。優良工事の知事表彰と前後しての実施になりそうだ。
 調査・設計の品質確保は、改正公共工事品質確保促進法でも、発注者責務として明確化された。
 表彰は、公共工事の品質に重要な役割を果たす委託業務の技術力向上とともに、技術者の資質、モチベーション向上を図るのが狙い。
 同部では平成5年度から、契約金額400万円以上の委託業務を対象に成績評定を行っており、評定点の蓄積も進んで表彰実施の下地も整った。
 成果物の品質確保の取り組みを共有、発信することで、監督員など発注側も含めた技術力の底上げも期待ができる。
 27年度からの実施に向けて今後、実施要領を整備していく。
 部長名で表彰する。「測量」「調査」「土木設計」「建築設計」の4部門を設ける見通しで、受賞案件は工事の選定過程と同じく、前年度に完了した一定点数以上の業務の中から、難易度の高い業務を遂行したもの、優れた企画・提案力、創意工夫などを勘案して発注課・事務所長が推薦。本庁の審査を経て選考する。例えば地元企業としての地域精通度の反映などが評価の視点になる。
 表彰式の実施も含めて検討している。制度は表彰の授与でスタートするが、今後、総合評価における加点などのインセンティブ付与も検討課題になりそうだ。