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日刊建設タイムズ社
2015/02/18

【千葉】谷津小改築設計に継続費2億円/ 普通建設費4.9%増の76・6億円/習志野予算案

習志野市が17日明らかにした2015年度当初予算案によると、一般会計は前年度比2・0%増の562億6000万円、特別会計(4会計)は同6・0%増の355億6913万3000円、企業会計(ガス、水道)は同17・5%減の137億8900万円で、これらを合わせた予算総額は同0・2%増の1056億1813万3000円。一般会計は、扶助費や新庁舎建設工事をはじめとする普通建設事業費、それに災害復旧費等の増加に伴い、当初予算ベースでは過去最大規模。谷津小学校校舎改築及び習志野文化ホール大規模改修に伴う各設計委託料を計上するとともに、JR津田沼駅周辺まちづくり検討方針の策定に取り組む。
  一般会計歳出のうち、普通建設事業費は前年度比4・9%増の76億6459万9000円。内訳は、補助事業が同7・8%増の23億6541万3000円、単独事業が同3・7%増の52億9918万6000円。また、災害復旧費には同58・5%増の19億4905万6000円を計上した。
  主な事業としては、新庁舎建設関連事業(工事監理業務委託)で総額4376万6000円(15〜17年度)、谷津小学校校舎改築事業(設計委託)で総額2億180万9000円(15〜17年度)、習志野文化ホール大規模改修事業(設計委託)で総額7432万6000円(15〜16年度)、給食センター建替事業で総額1819万8000円(15〜16年度)の新規継続費を設定するとともに、谷津小学校一時校舎賃借料で期間12年、限度額11億3737万1000円の債務負担行為を設定。
  新庁舎については本年度、実施設計と施工一括のデザインビルド方式により清水建設が受注しており、15年度から工事に入る。
  谷津小学校(谷津5−1−32)は、施設の老朽化及びJR津田沼駅南口開発による児童数の増加に対応するため改築が計画されている。現校舎と一時校舎、新校舎を併用して児童数の変化に対応することを基本的な考え方として、本年度は基本計画策定業務を千都建築設計事務所(千葉市美浜区真砂3−1−2)へ委託している。
  学校給食センター建替事業については本年度、PFIアドバイザリー業務を日建設計総合研究所(NSRI、東京都千代田区神田小川町3−7−1)に委託しており、引き続き民活を前提に検討を進める。
  このほか、新規事業として総合福祉センター再整備事業に300万円(整備手法検討)、JR津田沼駅周辺まちづくり検討方針策定事業に1490万4000円、大久保地区公共施設再生事業に4251万円、小学校非構造部材耐震対策事業に1億8429万2000円、中学校非構造部材耐震対策事業に1億2474万円、高等学校施設整備事業に1億4978万6000円(グラウンドの人工芝化)を計上。
  一般会計以外では、公共下水道事業会計の津田沼浄化センターポンプ設備改築工事で総額6億8300万円の継続費(15〜16年度)を設定する。k_times_comをフォローしましょう
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