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日本工業経済新聞社(群馬)
2015/03/02

【群馬】吉岡町が当初予算案を公表

吉岡町(石関昭町長)は、新年度当初予算案を公表した。普通建設事業費は7億773万1000円で、本年度当初予算の5億885万6000円から1億9887万5000円(39・1%増)の増額となった。増額の主な要因は、社会体育館改修事業費1億6928万円、南下城山防災公園整備事業費1億1095万2000円などで、社会体育館の改修事業では、新年度に工事を実施する。
社会体育館は、1987年に建設されたRC造(一部S造)2階建て、延べ床面積1779u規模の施設。事業費のうち、工事費は1億6474万4000円で、老朽化した箇所の修繕を行うほか、トイレのバリアフリー化、柔剣道場の床の張り替えなどを実施する。
南下城山防災公園整備事業では、用地面積9479uへ大規模公園を整備する。新年度は、用地買収を中心に行う。
八幡山グラウンド拡張事業には、1億2172万4000円を計上。用地買収と補償のほか、敷地内にある文化財事務所の移転に伴う実施設計を700万円で委託する。
新規事業には町道明小・北発地岡線道路改良事業費1961万5000円、午王頭川親水公園整備事業費324万円、駒寄小学校トイレ改修事業費4442万1000円をそれぞれ計上している。
明小・北発地岡線では、L190mを対象に拡幅と歩道の新設を計画。新年度は用地買収を実施する。
午王頭川親水公園整備事業では、県の河川改修に合わせて親水公園を新設する。新年度は、公園の基本構想を策定する。
駒寄小のトイレ改修では、洋式化と床の乾式化、バリアフリー化工事を行う。
継続事業には児童館耐震改修事業費1587万5000円、橋梁の長寿命化事業費3000万円をそれぞれ配分した。このうち、橋梁長寿命化事業の内訳は詳細設計業務の委託料1000万円、工事費2000万円。15橋の設計を作成し、6橋で工事を実施する。
このほか、防犯カメラ設置事業費445万9000円、道路交通安全施設整備事業費500万円、農業用用排水路等補修工事費150万円、渇水対策管路施設移設工事150万円、消防団デジタル無線機等整備事業費1003万6000円などを計上している。
一般会計総額は64億7900万円で、本年度当初から1億5900万円増となった。