トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日本工業経済新聞社(群馬)
2015/03/03

【群馬】前橋市が中学校3校の体育館改築に着手


東中と木瀬中は、校地内に新体育館を建設した後、既存体育館の解体工事を進める。順調に進めば、これら2校の建築工事は9月市議会へ契約締結議案を上程し、電気設備と機械設備は別途、指名競争入札で9月ころに発注される。現在施工中の荒砥中学校体育館と同様のスケジュールを想定しており、建築工事は6月公告、設備関係の工事は9月開札となりそう。工事は16年夏の完成を見込む。また、元総社中の体育館は、既存体育館の解体を先行するため、建築工事は12月市議会への上程が濃厚。既存校舎を壊して同じ場所に新体育館を建設する。工事期間中の代替え施設には元総社北小学校を利用し、16年秋口の完成を目指す。
東中(光が丘町)は、校地西側にある体育館のすぐ南側へ建設する。現段階ではRC造3階建て、延べ床面積約2560u(屋根部はS造)で建設する。ただ、当初計画している規模よりも大きめとなる見通し。設計は、山田工務所(前橋市)が担当した。既存の体育館は、1968年に建設されたS造平屋建て、延べ床面積645uの体育館と1982年築のS造2階建て、延べ床面積356uの柔剣道場で構成されている。計画は、これら2施設をまとめ、1階をピロティとし、2階にアリーナ、3階に柔剣道場を配置する予定だ。
木瀬中(小屋原町)は、校地東側にある体育館を西側に改築する。改築対象は体育館のみで、柔剣道場はそのまま残す。新体育館はRC造平屋建て、延べ床面積約1800u(屋根部はS造)を予定しているが、若干規模は大きくなる見通し。設計は丸進建築設計事務所(前橋市)がまとめた。既存体育館は、1967年築のS造2階建て、延べ床面積892u。
元総社中(総社町総社)は既存体育館を解体したのち、同位置にRC造2階建て、延べ床面積約2300uの新体育館と柔剣道場を一体型で建設する。既存施設は、1977年築のS造平屋建て、延べ床面積952uと356uの体育館および柔剣道場。現地建て替えのため、建設期間中は、近隣にある元総社北小を活用する予定。新体育館の1階にアリーナ、2階に柔剣道場を配置する。設計は、神山設計(前橋市)が実施した。