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日刊建設タイムズ社
2015/03/23

【千葉】金田西など4地区の支援業務/県市街地整備課/URリンケージ、オオバなど

県県土整備部市街地整備課は20日、公募型プロポーザルにより募集していた金田西特定土地区画整理事業(木更津市)と運動公園周辺地区(流山市)、柏北部中央地区(柏市)、木地区(流山市)一体型特定土地区画整理事業の4地区の支援業務の選定結果を公表した。今月16日の選定委員会で提案内容を審査し、金田西と木地区はURリンケージ(東京都中央区日本橋1―5―3)、運動公園周辺地区は日本測地設計(東京都新宿区高田馬場3―23―6)、柏北部中央地区はオオバ(東京都目黒区青葉台4―4―12―101)が優良提案者に決定した。応募者は各地区とも1社だった。
  同業務は、移転補償等及び仮換地等に係る業務を実施するもの。業務期間は木地区が2015〜16年度の2か年、他の3地区はいずれも15〜17年度の3年間。委託期間は単年度とする(15年度の委託期間は15年4月1日〜16年3月31日)。委託料の限度額は金田西地区6745万6800円、運動公園周辺地区9067万6800円、柏北部中央地区9261万円、木地区4082万4000円(いずれも消費税込み)。
  業務内容は、移転補償等が@概況ヒアリングA関係権利者の特定B補償額算定書の照合C交渉用資料等の作成D補償交渉E移転履行状況等の確認の6項目、仮換地等が@仮換地指定関連A権利関係関連B資料作成等C換地、移転及び工事の業務に関する調整の補助及び資料作成の4項目。
  金田西の建物移転等の補償業務は15〜17年度の3年間で既存住宅地区の補償71件を予定。既存地区は、従前道路を活かした道路配置とし、現位置換地を基本としているが、補償にあわせて従前道路の改良工事などを行う必要がある。建物移転等の補償、仮換地指定及び工事を一体的に進めるため、提案ではこれらを考慮した3年間の建物移転等補償計画や地権者との交渉促進策などを求めた。
  金田西土地区画整理事業は、県が東京湾アクアラインの着岸地である木更津市金田西地区で、県の新たな玄関口として土地区画整理事業によるまちづくりを進めている。施行面積は110・8ha、計画人口は約7000人。98年10月6日に事業認可を取得し着手。施行期間は20年3月31日まで。
  運動公園周辺地区、柏北部中央地区、木地区の3地区は、05年8月に開業したつくばエクスプレス沿線地域の基盤整備を一体的に進めるため、宅鉄法に基づいて土地区画整理事業を進めている。施行面積は運動公園周辺地区232・1ha、柏北部中央地区272・9ha、木地区68・3ha。計画人口は運動公園周辺地区が約2万1400人、柏北部中央地区が約2万6000人、木地区が約6800人。運動公園周辺地区は99年3月12日、柏北部中央地区は00年8月25日に事業認可を取得し着手。木地区は、県住宅供給公社が99年3月29日に事業認可を取得し、その後、05年4月1日に県が新たに事業認可を取得し着手した。施行期間は、運動公園周辺地区と柏北部中央地区が23年3月31日、木地区が19年3月31日。k_times_comをフォローしましょう
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