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建通新聞社四国
2015/03/24

【徳島】四国地方小委 阿南安芸道牟岐〜野根の対応方針案承認

 社会資本整備審議会道路分科会の本年度第2回の四国地方小委員会(委員長・近藤光男徳島大学大学院教授)が18日、高松サンポート合同庁舎で開かれ、国土交通省所管の「阿南安芸自動車道牟岐〜野根」(図)と「四国横断自動車道佐賀〜四万十」について審議。四国地方整備局が示したそれぞれのルート帯やインターチェンジの検討位置など、自動車専用道路整備としての対応方針案を承認した。今後、国土交通省の本省に両区間の対応方針案を示す。同省から2015年度以降に対応方針が決定すれば、次の段階に移り、都市計画決定や環境影響評価手続きに続き、新規事業採択時評価などを経て事業採択となる運び。両区間ともに四国の「8の字ネットワーク」の一部を構成しており、地元から早期整備実現への要望が強い。
 阿南安芸自動車道牟岐〜野根(徳島県牟岐町中村〜高知県東洋町野根)は区間延長約24`の自動車専用道路。地震・津波などの災害に強く、国道55号の代わりとして利用できるよう、高台に位置する「市街地(集落)との連絡性を優先するバイパス案」を対応方針案に絞った。インターチェンジは「牟岐町中村地区周辺」、「海陽町浅川地区周辺」、「海陽町海南・海部地区周辺」、「東洋町甲浦地区周辺」、「東洋町野根地区周辺」での配置案を検討。また、海陽町宍喰地区などの地域防災公園のほか、東洋町の防災拠点などとの連絡方法については今後、県と町と連携し検討していく。
 同案によると、両区間ともに地域住民などからの意見聴取に基づき、政策目標に▽南海トラフ地震に備えた信頼性の高いネットワークの確保(代替路、防災拠点施設や避難路の整備)▽救急医療機関への速達性の向上・安静搬送の実現▽速達性・走行性の向上により産業振興を支援▽地域間の交流促進により広域的な観光振興を支援―を挙げて、これを実現できる道路整備のルート帯案を絞り込んだ。