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建通新聞社(神奈川)
2015/03/24

【神奈川】川崎市 災害に強いまちへ「防災都市づくり基本計画」策定

 川崎市は、大規模災害の被害を軽減するための効果的な予防対策と、被災後の復興に向けた事前準備との両面から取り組むため、「防災都市づくり基本計画」を策定した。減災の面からは人命確保を最優先に施策を展開。主に人的被害が多く発生すると考えられる▽建物倒壊▽火災延焼―の防止に重点化し、ハードとソフトの両面から取り組むとした。復興の面では、パブリックコメントの結果を反映し、平常時からの取り組みとして、▽地籍調査などの事前整備と確実な保存策▽迅速な活用が可能な体制の整備―について追記した。3月26日の同市都市計画審議会へ報告する。
 計画は、減災と復興準備の2本柱で構成。まちづくり分野の防災・減災に関係する対策全般と、都市の物理的な機能回復を中心とした都市復興の分野を対象に取りまとめた。
 防災・減災対策のうち、建築物の耐震化では、優先的に耐震化を推進する幹線道路を指定。耐震改修促進計画により道路沿道建築物の耐震診断を義務化する。
 密集市街地での火災延焼防止のためには、新たに「防災街区整備方針」を策定し、重点的・優先的な取り組みが必要な地区を「防災再開発促進地区」に指定。▽防災上危険な建築物の除却勧告▽共同建替の拡充▽防災街区整備地区計画などを定めての建築物の規制▽防災街区整備事業の導入―などを検討する