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建通新聞社
2015/04/01

【大阪】大阪府 羽曳野古市1期建替 年末にも公告

大阪府住宅まちづくり部は、羽曳野古市住宅の第1期建て替え計画で、早ければ年末〜年明けに建築本体工事を議会承認案件として公告し、2016年2月議会に契約議案を諮る方針。これに先立ち、15年度第1〜2四半期には既存施設の撤去工事を発注し、今秋までに完了させる。引き続き、団地内道路の整備工事を別途発注し、建築工事に備える。
 計画では、全117棟696戸の簡易耐火構造による老朽化した府営住宅を4期に分けて建て替える。第1期は敷地南西側にある既存住棟24棟を新住棟3棟に高層集約化する。実施設計は高橋上田設計事務所(大阪市西区)が担当した。
 新住棟の想定規模は各棟、鉄筋コンクリート造5階建て延べ約3000平方b。配置戸数は1DK〜4DKの全125戸を見込む。
 着工後、17年春先に第1期を完成させ、以降順次、第2期に4棟、第3期に2棟、第4期に2棟の新住棟の建設に着手する。全体完成は26年度の予定。
 建て替えに伴い発生する余剰地5カ所(約2・21f)については、活用用地としての処分を検討。他に団地内道路用地約1・47fを創出する。
 全体事業費は概算で73億2000万円。調査設計費2億8000万円、補償費3億5000万円、工事費66億9000万円の内訳となっており、本体工事に61億8000万円、付帯施設整備に7000万円、撤去工事に4億4000万円を充てる。