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　徳島県は、県土整備部と農林水産部、企業局、病院局、警察本部の２０１５年度工事発注見通し（３月30日現在）を明らかにした。件数総数は骨格予算編成を反映して前年度同期より２８５件少ない５０２件。このうち８割以上を上半期中に発注する計画だ。
　各部の課別の内訳をみると、営繕課が水産研究所美波庁舎作業棟改築他建築など１０２件、東部県土整備局＜徳島＞が一般国道４３８号神・上分門屋橋梁上部工など63件、同＜鳴門＞が旧吉野川流域下水道板・大寺〜犬伏管渠工など16件、同＜吉野川＞が（主）志度山川線阿波・阿波東原道路工など41件。
　南部局県土整備部＜阿南＞が（主）阿南勝浦線阿南・下大野橋梁下部工など40件、同＜美波＞が（一）日和佐牟岐線牟岐・中村橋梁下部工など29件、同＜那賀＞が（主）徳島上那賀線那賀・沢谷橋梁上部工など19件。
　西部局県土整備部＜三好＞が西浦地すべり三・井川西浦斜面対策工（２）など43件、同＜美馬＞が紙屋（２）急傾斜つ・半田紙屋急傾斜工など20件。
　東部農林水産局＜徳島＞が藍住２期地区富吉管水路10など17件、同＜吉野川＞が地すべり吉野川市倉羅山腹工など４件。南部局農林水産部＜阿南＞が経営体長生西部大原５など８件、同＜美波＞が林開石吹越線海陽町開設など10件。西部局農林水産部＜三好＞が林開日和茶坂瀬線与市谷三好市開設など26件、同＜美馬＞が林開田野内杖立線杖立美馬市開設など９件。
　企業局が総合管理事務所機械式駐車設備保守点検など31件、病院局が三好病院三・池田低層棟改修工事建築など17件、警察本部が美馬警察署美・脇町耐震改修建築など７件となっている。
　全体の工種では、多いものから土木が２７０件、建築が48件、舗装が43件、電気が41件、鋼構造物が26件、管（空調除く）が25件、機械器具設置が16件、管（空調）が７件、とび・土工・コンクリートと電気通信工事が各６件、塗装が５件、防水が４件、法面が２件のほか、造園と水道施設、ＰＣが各１件の内訳。
　県は、現時点で全体の82・８％に当たる４１６件の入札を上半期中に執行する予定（第１四半期に１５３件、第２四半期に２６３件）。また、四半期ごとに見通しを更新し、追加なども行っていく。