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群馬県住宅供給公社は、２０１５年度の事業計画をまとめた。公社中期経営計画の最終年度を迎えるため、16〜20年度を期間とする次期中期経営計画の策定を予定。県の住宅施策を補完した住宅供給事業を推進し、県民の住生活の安定と社会福祉の増進に貢献する事業展開を目指す。また、県内公営住宅の修繕や５市町からの工事監理受託などを行っていく。
同公社では、県営（１０５団地・１万２１３戸）のほか前橋市営（86団地・５４４４戸）、高崎市営（98団地・４１６７戸）、桐生市営（50団地・２８１３戸）、太田市営（41団地・３２７６戸）、館林市営（39団地・７８０戸）、みどり市営（34団地・６８１戸）、渋川市営（21団地・６５２戸）の計８公営住宅の管理を受託している。県営住宅では、計画修繕や小破修繕などを行う。前橋、高崎、桐生、太田、館林の各市営住宅でも小破修繕、みどり市営住宅でも維持修繕などを予定する。
県営住宅駐車場については、95区画の新設工事に１５５０万円、１４７区画の拡幅・増設に１０２９万円、20区画の区画線修繕などに２００万円を計上。四ツ角県営住宅などで新設、広瀬第二県営住宅などで拡幅・増設を実施していく。
公共建築物の設計・積算・工事監理は５市町から受託する。みどり市からは公共施設改修工事実施設計・工事監理ほか３件を３５０万円で受託。同様にみなかみ町からは町営住宅改修・公共施設工事監理ほか３件を４５０万円、長野原町からは町営住宅改修工事ほか３件の工事監理・劣化調査を２００万円、東吾妻町からは町営住宅改修工事ほか２件の設計・工事監理を１５０万円、玉村町からは公共工事完了検査補助を50万円でそれぞれ受託する。
また、公社賃貸住宅（11団地・５７９戸）の維持修繕には６２７９万７０００円を盛り込んだ。屋上防水や量水器交換、漏水修理、住戸改善などを行う。元総社公社賃貸住宅の維持修繕には８１３万５０００円を計上。植栽などの環境整備や漏水修理、空家修理などを実施する。東金井店舗（高崎市）などの賃貸施設では、入居促進対策として１０４７・８７�uの維持修繕を行う。事業費は６００万円。
このほか、１９８１年築の住宅供給公社ビルの維持修繕工事費に６７０万円を計上。屋上防水改修などを実施していく。