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　四国地方整備局は10日、４月１日以降の公告・公示予定の工事、業務を明らかにした。高知県内の出先事務所から発注する工事は、高知河川国道事務所25件、中村河川国道事務所19件、土佐国道事務所36件、中筋川総合開発工事事務所８件、大渡ダム管理所３件、高知港湾・空港整備事務所19件の計１１０件。ほか四国山地砂防事務所の高知県内施工分が13件、吉野川ダム統合管理事務所の高知県内施工分が２件ある。ＷＴＯ案件としては、四国山地砂防事務所の大谷川第３号堰堤工事、土佐国道事務所の布師田第２高架橋上部工、布師田第３高架橋上部工、国分川橋上部工の計４件を予定している。
　大谷川第３号堰堤工事の概要は、堰堤工約３万２０００立方�b、工事用道路延長約１３００�b。主要建設資材量として生コンクリート１万３０００立方�b、セメント３０００�dを見込む。発注規模は15億円以上30億円未満で第２四半期に発注予定。工期約42カ月。場所は北川村平鍋。
　土佐国道事務所から発注する３件のＷＴＯ案件は、全て工事中の高知南国道路の高知ＪＣＴ〜高知中央ＩＣに関するもの。布師田第２高架橋は鋼５径間連続開断面箱桁橋延長２５３�b、布師田第３高架橋は鋼４径間連続開断面箱桁橋延長２２１�b、ともに６億円以上10億円未満の規模で第３四半期に発注予定。国分川橋上部工は、鋼５径間連続ラーメン鋼床版箱桁橋のうちの２径間、20億円以上の規模で第３四半期に発注予定。
　土佐国道事務所では、ＷＴＯ案件以外にも同じ区間の工事発注を多く予定している。布師田第３高架橋下部第１工事は、橋脚３基を２億円以上３億円未満、同第２工事は橋脚２基を１億円以上２億円未満の規模で第２四半期に発注予定。国分川橋下部工は、第１から第４までをそれぞれ２億円以上３億円未満の規模で第２四半期に発注予定。すべて概要はオープンケーソン基礎工。
　高知河川国道事務所は、海岸堤防改良工事を多く発注予定。南国海岸（南国市十市）は、７件を２億円以上３億円未満の規模でその１を第１四半期、ほかは第２四半期に発注。高知海岸十市地区（南国市十市）は２件を３億円以上６億円未満の規模で第２四半期に発注。戸原海岸（高知市春野町東諸木）、長浜海岸（高知市浦戸）、高知海岸（高知市春野町甲殿）は各２件を２億円以上３億円未満の規模で第２四半期に発注。
　高知港湾・空港整備事務所は、高知港三里地区防波堤（東第一）築造（その２）を６億円以上15億円未満の規模で第２四半期に発注、ケーソン２函を据え付ける。須崎港湾口地区防波堤築造も６億円以上15億円未満の規模で第２四半期に発注する。このほか、高知港三里地区防波堤（東第一）築造、高知港三里地区防波堤（南）築造、宿毛湾港池島地区防波堤（�U）築造を２億５０００万円以上６億円未満の規模で第２四半期に発注する。