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建通新聞社
2015/04/22

【大阪】府住まち 門真2期本体 次期基本設計着手

大阪府住宅まちづくり部は、門真千石荘西町住宅建て替え事業で、2015年度に第2期の本体工を発注するほか、第3〜4期の基本設計に着手する。
 第2期の本体工は2工区に分け計画。第1工区が鉄筋コンクリート造14階建て延べ約7600平方b(集会所含む、戸数は109戸)、第2工区が同造9階建て延べ約5000平方b(72戸)の規模を見込み、第1期の東側にある既存住棟9棟(鉄筋コンクリート造4階建て)の解体跡地に建設する。
 工期は第1工区が23カ月、第2工区が20カ月で、17年度内の完成を目指す。第2期の実施設計は、ニュージェック(大阪市北区)が担当。既存住棟の解体工は、本体工に先行し別途発注する。
 第2期建設に伴い解体する既存住棟の敷地のうち、第1〜2期予定地南側の敷地4300平方bは余剰地となる。このうち約2900平方bは門真市が幼稚園・保育所・公園建設予定地として活用する。本年度内の引き渡しを予定。残る約1400平方bの活用方法は最終決定していないとしている。
 第3〜4期は、鉄筋コンクリート造10階と同造14階建ての住棟5棟を計画。戸数は674戸。住棟のほか、集会所、自転車置き場、駐車場、ポンプ室・電気室棟、ごみ置き場、雨水貯留槽、広場を整備する。今後、基本設計を16年3月9日の納期でまとめ、17年度以降に実施設計を行う。本体工の着手時期は、第3期が20年、第4期が23年を予定する。
 門真千石荘西町住宅は、管理戸数2364戸。建て替えは5期に分け、全体戸数1850戸に建て替える計画だが、今後の居住者の動向を踏まえて、全体戸数が見直される可能性もある。