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　逗子市は、「第二次逗子市地球温暖化対策実行計画（事務事業編）」を策定した。施設の新築や増改築に当たっては省エネ性能も考慮した設備機器を導入し、温室効果ガス排出量の削減を徹底する。また、太陽光発電システムや風力発電システム、太陽熱の有効利用など再生可能エネルギーを、庁舎や施設の状況に応じて可能な限り導入する。
　設備機器の導入、更新について具体的な取り組みを例示。例えば照明設備では、高周波点灯形蛍光灯への更新、初期照度補正や調光制御のできる照明装置への更新、ＬＥＤ照明などの省エネルギー型照明機器への更新などを挙げた。
　省エネ効果によって削減された水道光熱費の一部を、新たな省エネ型設備投資に充ててさらに省エネを実現する「持続可能な省エネ投資」のような仕組みも検討する。
　実行計画で示された設備機器の導入・更新の取り組み例は次の通り。
【照明設備】
　▽高周波点灯形（Ｈｆ）蛍光灯への更新▽照明対象範囲の細分化▽初期照度補正または調光制御のできる照明装置への更新▽人感センサーの導入▽高効率ランプへの更新▽ＬＥＤ照明など省エネルギー型照明機器への更新
【空気・換気設備】
　▽空調対象範囲の細分化▽可変風量制御方式の導入▽ファンへの省エネベルトの導入▽エネルギー消費効率の高い空調機設備への更新▽全熱交換器の導入▽スケジュール運転・断続運転制御システムの導入
【熱源設備】
　▽エネルギー消費効率の高い熱源機への更新▽経年劣化などにより効率が低下したポンプの更新▽ヒートポンプシステムの導入▽ポンプ台数制御システムの導入▽ポンプの可変流量制御システムの導入▽熱源機の台数制御システムの導入▽大温度差送風・送水システムの導入▽配管・バルブ類、継手類・フランジ類の断熱強化
【受変電設備】
　▽エネルギー損失の少ない変圧器への更新▽デマンド制御の導入（ピーク電力の削減）
【その他】
　▽雨水利用設備（雨水利用タンク、雨水貯留施設など）の導入▽雨水地下浸透施設（透水性舗装、浸透舛設置など）の整備▽太陽光発電などの再生可能エネルギー設備の導入▽コージェネレーションシステムの導入▽インバーター制御システムの導入▽人感センサーの導入▽高断熱ガラス・二重サッシの導入▽施設・敷地内の緑化