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建通新聞社(神奈川)
2015/05/13

【神奈川】NEXCO中日本 高速渋滞ワースト1対策を検討 東名・横浜町田IC〜海老名JCT 用地取得等総合業務を簡易公募型で

 NEXCO中日本(中日本高速道路)東京支社は、高速渋滞ワースト1の東名高速道路・横浜町田インターチェンジ(IC)〜海老名ジャンクション(JCT)間の渋滞対策を検討する。事業実施に向けての用地取得に関し、総合的な調査を本年度から開始。委託先を簡易公募型競争で入札するため、参加表明書の提出を5月25日まで受け付ける。電子入札による入札は6月26日から30日まで。郵送による入札は6月30日。
 今回委託する業務「東名高速道路横浜町田IC〜海老名JCT渋滞対策用地取得等総合業務」は、渋滞対策工事に必要な土地などの取得とこれに伴う損失の補償に必要な測量、調査の成果品確認、補償金額の算定、被補償者への補償説明、契約締結後の移転履行状況などの確認、登記に関する連絡調整、関係機関との連絡調整−と、これらの実施に当たり必要な書類作成などを総合的に行う。業務期間は7月16日から2018年7月15日までの36カ月間。この間に用地取得作業を行う見通し。
 簡易公募型競争入札方式では総合評価方式で委託先を選定。参加表明書に記載された内容(企業の実績、配置予定現場責任者等の資格・経験など)の評価による技術評価点と入札書の価格により算定される価格評価点とを加算した総合評価点が最も高い者を落札者とする。
 東名高速道路・横浜町田IC〜海老名ジャンクションJCT間は、国土交通省道路局がまとめた高速道路の渋滞ワーストランキング(2014年速報)で上り線がワースト1、下り線がワースト3となっており、早急な対策が望まれている。