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日本工業経済新聞社(群馬)
2015/05/15

【群馬】電工組の第49回総代会で小谷野新理事長が誕生

群馬県電気工事工業組合(関口慶也理事長)の第49回通常総代会が14日、前橋市内の同組合会館で開かれた。任期満了に伴う役員改選では、新理事長に小谷野一彦氏(前・常務理事)が選任された。小谷野理事長は「以前、1100ほどだった組合員も今では800を下回り、組合経営の難しさを感じる。難題を抱えているが、今後は事業の安定化を図り、新規事業へ積極的に参入して組合経営を安定させ、若い世代から将来の役員を育てるのが私の責務。前理事長が常日頃から実行していた『透明・公正・公平』を私も引き継ぎたいと思っているので、理事、総代、組合員の皆さまには是非ともご協力を頂きたい」と呼びかけた。
副理事長には高草木茂氏が再任されたほか、山内博之氏(前・常務理事)が新たに就いた。常務理事には、中島正幸氏と大河原康弘氏がそれぞれ就任した。
議案審議の前には県消防保安課の入内島敏彦課長、東京電力群馬支店の増田宏支店長、群馬県中小企業団体中央会の木村創造常務理事(事務局長)、全日本電気工事業工業組合連合会の五十畑正美常任理事(事務局長)が祝辞を寄せた。
入内島課長は「電気の安全使用に向けた、皆さまの真摯な取り組みに感謝申し上げる。今後も県民の安全・安心な暮らしのため、引き続きご尽力賜りたい」と求め、増田支店長も「皆さまとは、電気の安定供給において車の両輪。今後もご支援を頂きながら、電気の安全使用を一緒に進めてまいりたい」と意気込んだ。
木村常務理事は「各種事業の進展、さらなる組合の発展を祈念する」と述べ、五十畑常任理事は「今後、電力の自由化や発送電分離などが控えている。電気事業者として、これらをいかにビジネスチャンスへとつなげるかが大事」と業界の行く先を展望した。
その後、議案審議へと移行。昨年度の事業報告や本年度の事業計画案などが上程され、いずれの議案も満場一致で承認された。
なお、開会前には永年勤続従業員表彰が行われ、10年勤続88人、20年勤続82人、30年勤続20人の計190人へ表彰状が贈られた。