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日本工業経済新聞社(群馬)
2015/05/21

【群馬】県伊勢崎土木の東毛広域幹線道路の事業概要


県伊勢崎土木事務所は、東毛広域幹線道路に関する本年度の発注計画を明らかにした。玉村伊勢崎バイパスと伊勢崎深谷線バイパスの2工区で、計14工事を計画している。工事はいずれも9月までの発注を予定しており、7月ごろには剛志大橋の橋面工を公告する。また、伊勢玉大橋では、高欄や照明工を実施する。全線4車線化は2017年度までの完了を目指している。
玉村伊勢崎バイパスは、玉村町福島から利根川を跨ぎ、伊勢崎市田中町間のL約3000mをW25mの4車線で整備を計画しており、昨年度に暫定2車線で供用を開始している。
本年度は、交差点部の改良工事を2件と照明工事を1件、2車線部分の区画線工を1件実施する。また、同バイパス上に架設している伊勢玉大橋では、西側L320mの高欄工を1件ずつの計2件、照明工1件を計画している。バイパス部分で北側2車線分の舗装も計画しており、すでに工事は発注済みとなっている。
これから発注される7件の工事はいずれも指名競争入札での発注を予定しており、これから8月までに順次入札を行う。
他方の伊勢崎深谷線バイパスは、伊勢崎市境木島から粕川を渡河し、同市南千木町までのL2850mが整備対象。
本年度は、粕川に架設する剛志大橋の橋面工、道路照明工、交安設備の設置工、区画線工、防護柵工、植栽工の計6件の工事を計画している。
剛志大橋は、L134・5mの鋼2径間連続非合成細幅箱桁橋。すでに2車線分の供用を開始している。本年度は、残る2車線分、L135mの橋面工を計画しており、7月ごろに公告する。
残る5件の工事については、いずれも指名競争入札で9月までに順次発注していく。
交安設備の設置工、区画線工、植栽工はいずれも伊勢崎土木管内のL約1400m全線で実施する。また、防護柵工は、盛り土区間L約600mに設置する。
東毛広域幹線道路は、高崎市から板倉町までの8市町村をつなぐ国道354号のバイパス。全長は58・61qで整備を進めており、昨年度に暫定2車線で全線開通している。