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建通新聞社（神奈川）
2015/05/22
【神奈川】神奈川県 バイオマスエネルギーによる広葉樹活用 厚木市七沢地域でビジネスモデル検討
神奈川県は、バイオマスエネルギーによる広葉樹活用事業を検討している。２０１５年度は厚木市七沢地域でのビジネスモデルを検討する予定だ。
県下では森林環境の荒廃が進んでいる。水源環境保全再生のため、水源の森林づくりなどの森林整備が行われているが、以前は炭やまきを生産する薪炭林として管理されてきた広葉樹林は放置され、資源として活用されていない。また森林環境の荒廃が野生動物の生息環境にも影響を与え、サル、イノシシなどによる農業被害、生活被害が増加している。
そこで、厚木市七沢地域で広葉樹の木質資源を薪として活用したバイオマスエネルギーの地産地消のビジネスモデルを検討する。これを県全体に拡大することで民間の事業化を促し、広葉樹林整備を促進。里山環境の保全を図る。
14年度は伐採、玉切、集材、積込み、運搬、薪割り、集積まで、木材の集荷などにかかる工程の分析調査、経費算出を行った。15年度は、薪の需給に関する地域の山林所有者、エネルギー消費者への意向調査などを実施。地域に適した集荷システムを検討し、ビジネスモデルを構築する。
県下では森林環境の荒廃が進んでいる。水源環境保全再生のため、水源の森林づくりなどの森林整備が行われているが、以前は炭やまきを生産する薪炭林として管理されてきた広葉樹林は放置され、資源として活用されていない。また森林環境の荒廃が野生動物の生息環境にも影響を与え、サル、イノシシなどによる農業被害、生活被害が増加している。
そこで、厚木市七沢地域で広葉樹の木質資源を薪として活用したバイオマスエネルギーの地産地消のビジネスモデルを検討する。これを県全体に拡大することで民間の事業化を促し、広葉樹林整備を促進。里山環境の保全を図る。
14年度は伐採、玉切、集材、積込み、運搬、薪割り、集積まで、木材の集荷などにかかる工程の分析調査、経費算出を行った。15年度は、薪の需給に関する地域の山林所有者、エネルギー消費者への意向調査などを実施。地域に適した集荷システムを検討し、ビジネスモデルを構築する。
