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建通新聞社四国
2015/05/22

【高知】高知県・四万十町 吉見川浸水対策調整会議開く 対策方針を決定

 高知県と四万十町は5月15日、四万十町窪川市街地で昨年度に発生した台風11号による浸水被害を受けた吉見川浸水対策調整会議(第3回)を四万十町役場で開き、この中で県河川課が示した浸水対策案から具体的な対策方針を決定した。2015年度は県ではフラップゲートの整備や河川堤防の嵩上げなどに向けた測量設計を行い、町側は早期の予算化に向けて準備を進めていく。
 豪雨により浸水被害をもたらした14年8月10日の実績降雨量をもとに吉見川を左岸と右岸に分け、それぞれ対策を行っていく。
 左岸側の内水対策では内水区域への流入量を貯留する遊水地を設置し、排水ポンプを整備する。遊水地は約14000立方bの貯留量、ポンプは1・3立方b/秒程度を見込んでいる。
 右岸側の外水対策では、琴平谷川の堤防をバック堤方式で改修する。堤防の延長は126bで、内水ポンプも設置する。また内水対策では琴平町で窪川小学校前の既設ポンプ場のポンプを増設する。ポンプ規模は1・1立方b/秒程度を想定。
 議事後、四万十町の中尾博憲町長は「本日の会議で一定の方向性が示された、2度と浸水被害を出さないという強い意識を持ち、具体的な施策を進めていきたい」と話していた。