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北陸工業新聞社
2015/05/23

【富山】来年度にも基本・実施設計/松倉、上中島、住吉統合小学校校舎新築/魚津市

 魚津市は、小・中学校規模適正化推進計画に従い松倉、上中島、住吉の各小学校を19年度を目標に統廃合し、住吉小敷地内で統合小学校校舎を新築する方針だ。今年度は住吉小校舎で耐力度調査を行い、結果を基に統合小学校校舎新築を推し進める。
 同計画では、既存の学校の中でもっとも用地面積が広く、児童数も多い住吉小学校を統合校とするが、現校舎では統合後に教室数が不足することや老朽化も踏まえ、現在地で校舎を新築するとした。総合計画実施計画(15―17年度)によると、16年度に基本・実施設計(8400万円)、17年度に校舎新築工事、設計監理委託(16億1040万円)を示している。総事業費は18億7000万円余り。
 市では28日、住吉地内「住吉小学校校舎耐力度調査業務」を開札する。内容は、既存校舎2棟(RC造4階建て延べ989平方メートル、RC造3階建て延べ1502平方メートル)を対象とする耐力度調査一式。予定価格は350万円。委託期間は9月11日まで。
 今年度は、18年4月に統合予定の大町、村木、上野方、本江小学校の統合校舎を、現在の本江小学校敷地内に新たに建設するため、基本設計および実施設計を行う。現在、設計業者の選定をプロポーザルで進めている。今年度中に設計を完了し、16・17年度の2カ年で新校舎を建設する。新校舎完成後に既存校舎の解体や外構工事を行う。