トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日刊建設タイムズ社
2015/05/29

【千葉】交流館に継続15億円/香取市6月補正予算/UR委託、10月一般公告

香取市は、6月補正予算案の概要を発表した。一般会計は6億5427万円を追加し、補正後の予算総額を335億3427万円とする。主要事業では、橘ふれあい公園整備事業に15〜16年度の2か年継続費15億1545万円を設定し、「(仮称)生きがい交流館」に着工する。事業はUR都市再生機構に委託する予定。10月下旬に一般競争入札を公告し、来年2月上旬に契約を締結し、着工。17年3月下旬の完成・引渡し、同4月の供用開始を目指す。
  設計はUR都市再生機構東日本賃貸住宅本部に昨年度で委託。同本部が遠藤剛生建築設計事務所(大阪府大阪市北区紅梅町3―4)に外注。本年3月末までに基本設計を完了し、実施設計を進めている。実施設計は7月末までに完了する見通しで、その後、積算など発注準備に入る。事業費の内訳は、工事費が14億488万円、その他1億1057万円。
  施設の規模・内容については、今月26日に開催された市議会全員協議会で、説明している。それによると、建物規模はRC造・一部S造(屋根)2階建て延べ約1970u(建築面積1570u)。諸室の構成は、1階が多目的室2室、飲食室、販売コーナー、管理事務室、ロビー、ラウンジ、更衣室、浴室(大・中)、シャワー室、授乳室などで、2階が多目的室、多目的ロビー、展示スペース、展望デッキなど。
  橘ふれあい公園は、公園を現状の1・3haから約8・2haに拡張し、再整備する計画。事業は3期に分けて実施、1期で、生きがい交流館とパークゴルフ場を整備し、2期でキャンプ場、バーベキュー広場、冒険広場などを整備、最終の3期目で既存の公園の改修を実施する計画。1期は16年度に生きがい交流館を完成させ、17年度から2か年でパークゴルフ場を整備。その後、19年度から2期の整備に入る予定。公園の造成設計は同本部が昨年度で日本工営(千葉営業所・千葉市中央区新田町2―6)に委託。公園全体の造成及び公園基本設計とパークゴルフ場の設計を実施した。
  補正予算ではこのほか、液状化対策事業に3176万円を計上。佐原市街地の液状化対策事業の実施に伴い、近隣家屋の事前調査を実施する。
  一方、下水道事業特別会計では、本年度当初予算で継続費を設定した「小見川浄化センター長寿命化事業」について、監視制御設備の機能の見直しなどの結果、総額3億2600万円を減額することになり、継続費の設定額を変更し、併せて年度割を見直した。
  予算の主な内容は次の通り。
  ■一般会計
  【総務費】
  ▽電算システム業務支援委託=284万円
  【民生費】
  ▽保育所施設修繕費=648万円
  【土木費】
  ▽液状化対策事業委託=3176万8000円。@家屋事前事後調査業務委託2500万円A液状化対策事業計画検討業務委託676万8000円▽橘ふれあい公園整備事業委託=6億618万円
  【継続費】
  ▽橘ふれあい公園整備事業=15億1545万円(15年度6億618万円、16年度9億927万円)
  【繰越明許費】
  ▽山田地区統合小学校整備事業=6631万2000円
  ■下水道事業特別会計
  【継続費変更】
  ▽小見川浄化センター長寿命化事業=8億2800万円→5億200万円(15年度3000万円、16年度2億1000万円、17年度1億2000万円、18年度1億4200万円)k_times_comをフォローしましょう
times