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日本工業経済新聞社(群馬)
2015/06/09

【群馬】緑のインタープリター養成講座が始まる


本年度の『緑のインタープリター養成講座』が7日から渋川市伊香保町の憩の森・森林学習センターで始まり、県内各地から30人を超える受講者が集まった。受講者は12月までの半年間、計13回の講座を通して緑のインタープリター認定に向けて知識や技術を習得していく。
7日の講座開設に先立ち、県緑化推進課の半藤和之課長は「皆さまには森林や自然の大切さを伝えていってほしい。楽しく受講し、来年から伝える役割を果たしてほしい」と呼びかけた。
同講座は、森林や緑づくりに関する広範な知識・技術を持ち、本県の自然や森林の魅力を県民に伝え広める人材である緑のインタープリターを養成するもの。ぐんま緑の県民基金事業を活用して行い、講座運営は公益財団法人キープ協会(山梨県北杜市)に委託している。キープ協会のレンジャーが講師となり、初回はコミュニケーションや効果的な解説手法などを学んだ。受講者は今後も森林生態系や危険予知、群馬の森林、環境問題、林業など多様な知識を習得し、緑のインタープリター認定を目指す。
認定を受けた後、来年度からは実際に学校や地域での森林環境教育事業など多面的に活動していく。