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建通新聞社(岡山)
2015/06/12

【岡山】玉野市 図書館等移転 TRC玉野を指定管理候補者に選定

 玉野市は10日、市立図書館と中央公民館の移転・整備に向け、施設の設計や管理運営を行う指定管理者の選定委員会を開催。図書館流通センターと三上建築事務所(茨城県水戸市)で構成するTRC玉野(石井昭代表)を、指定管理者候補および設計候補者として選定した。
 指定管理者にはTRC玉野と、シダックス大新東と岡田新一設計事務所らで構成する「たまの創生パートナーズ」の県外2共同企業体が応募。同日の公開プレゼンテーションを経て、「図書館と公民館を融合させる」というテーマで工期短縮なども交えた提案を行ったTRC玉野を候補者に選んだ。開会中の市議会で承認が得られれば、7月中旬までに設計者と随意契約、指定管理者との仮協定をそれぞれ締結。協議を重ねながら運営手法や施設の設計内容などの詳細について固めていく。
 移転先は、市役所西側の商業施設(天満屋ハピータウン・メルカ)の2階フロア北側スペース4300平方b。図書館部約2400平方bとギャラリーおよびミュージアム機能を含む中央公民館が約1900平方b。費用は設計委託費(見積額上限)3425万円、想定工事費(改修費、什器・備品購入)5億6000万円を想定。施設の改修工事は入札で施工者を決定し、市が施工を行う。
スケジュールは設計が2016年2月まで。改修工事(監理含む)は16年度事業。指定管理期間は17年4月から5カ年間の予定(議会で確定)。