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北陸工業新聞社
2015/06/16

【富山】設計プロポへ準備/県立大学新合同棟・研究棟

 富山県は、4月から公立大学法人へ移行した富山県立大学の施設整備として、新合同棟と新研究棟の建設を計画し、基本設計プロポーザルの公示へ準備を進めている。
 旧短期大学からの引き継ぎ施設である環境工学科棟の耐震化に伴い、隣接地に新合同棟として改築する。規模はRC造3階建て延べ約9000平方メートルを想定し、オープンラボの共同実験室や大講義室、教員室などを備える。17年度に実施設計を進め、工事に着手する。
 新研究棟については、全5学科の定員増、研究分野の拡充に対応するため2棟を建設。16年度に実施設計をまとめ、先行着工する。
 施設整備基本計画は、パシフィックコンサルタンツが担当。
 射水市黒河の県立大は、90年4月に開学。工学部5学科・大学院工学研究科5専攻体制。建物面積は約5万3000平方メートル、校地面積約21ヘクタール。