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北海道建設新聞社
2015/06/23

【北海道】17年夏ごろ着工へ−NHK札幌放送会館の工事スケジュール 

 日本放送協会(NHK)は22日、新たな札幌放送会館の工事スケジュールを明らかにした。10月から設計を始め、2017年度当初に入札で施工業者を選定、同年夏ごろをめどに着工する。放送センターが入る本館のほか、駐車場などとして使う別館を整備する。本館の面積は約2万4000m²。総事業費は190億円を超える。
 札幌市中央区北1条西9丁目1の敷地(1万373m²)に建てる。札幌市の所有地で、家電量販店のヤマダ電機の店舗に隣接する。
 規模は本館が6―7階、延べ2万3990m²、別館が2―3階、延べ3480m²。構造は決まっていない。本館の面積は、大通西1丁目の1にある現会館より7600m²ほど大きい。いずれも20年度中の供用開始を予定する。
 工事中は市から土地を借り、完成後に現会館敷地と交換する。現会館は21年度までに解体する。新会館の建設地にある市所有のリンケージプラザの解体工事は16年度中に行われる。
 総事業費は192億円を試算。建物の工事に122億円、放送設備の設置に70億円を見込む。本館は免震構造とし、事務室や会議室、機械室のほかテレビ・ラジオのスタジオ、放送センター、営業コールセンターなどが入る。別館は駐車場や倉庫として利用する。鉄塔高は105m。太陽光発電など再生可能エネルギーを活用できるようにする。
 基本設計の委託先は、公募型プロポーザルで10月上旬にも決める。23日まで参加意向のある設計事務所に要綱書を配布する。実施設計は、基本設計の委託先に引き続き依頼する。施工業者は17年4月にも選定。着工は17年6月から7月となる見通しだ。
 1959年の現会館建設から55年が経過し、全国の放送会館の中で最も老朽化していることから移転新築を決めた。施工業者選定についてNHKでは、「地元の企業も受注できるような枠組みにしたい」(経理局調達契約部)としている。