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北海道建設新聞社
2015/06/24

【北海道】札幌市が総合評価一括審査方式をオーバーレイにも適用へ 

 札幌市は、春先の道路区画線塗装で初めて試行した総合評価の一括審査方式を、舗装路面改良工事(オーバーレイ)にも適用することを決めた。24日開会の第2回定例市議会に上程する肉付け補正予算案に盛り込まれた、舗装A等級の工事8件が対象。7月23日に一般競争公告する見込みだ。
 公共工事の品質確保と、地元企業の経営安定化を目指す秋元克広市長の施策の一環。一括審査方式の場合、応札者は配置予定技術者を1人に限定し、共通化した技術資料を作成。これを1部提出すれば試行対象工事の全部または受注を希望する案件の入札に参加でき、工事発注が集中する時期、受発注者双方の負担軽減が図られる。
 市は、共通化した技術資料を審査・評価し、開札順に基づき総合評価値が最も高い者を落札者とする。業者は1件の落札が決まった段階でそれ以降開札する案件の入札が無効となるため、複数件の落札はできない。
 同方式では1件の入札を延期、中止、取り消す場合、連動して対象工事全てが延期、中止、取り消しとなっていたが、今回はこれを見直し、事業の進ちょくに支障が出る場合は該当工事のみを中止し、ほかは順次繰り上げて落札予定者を決定する形に変更した。
 公告の際は、総合評価の一括審査方式試行対象工事であることと、開札順を明記する。
 建設局によれば、同一開札日に同じ業者が複数落札した割合は、2013年度実績で舗装A等級が最も高く、65件中8件の12.3%に上った。関係業界からも受注機会の均一化を求める要望が出ていたことから、一部の工事で一括審査方式を試行することにした。
 対象工事8件の開札日は8月4日、落札結果通知は同26日。今後は生活道路工事にへの適用拡大も検討していく。